Gジェネワールド プレイ日記その1
初の試みとなるプレイ日記ですが…。
普通に感想ではつまらない!(書いてる本人が
ということで
無謀ながらSS風にやってみようかと思います。
SSが苦手な方は気をつけてください。
以上、ヨペチコでした。
普通に感想ではつまらない!(書いてる本人が
ということで
無謀ながらSS風にやってみようかと思います。
SSが苦手な方は気をつけてください。
以上、ヨペチコでした。
その日、白杜からメールが届いた。
「ついに我らが祈願成就の日来たり。至急、家まで来られたし」
アレが出来たというのか…!
すぐさま自転車に乗り、白杜の家へ全力疾走した。無視した赤信号の数は数え切れず
撥ねた人の数も数えきれず、ただひたすらに自転車をこぐ。
俺の愛馬ジャイアント社製「エスケープR3.1」の性能を遺憾なく発揮する。シフトをその場その場の
状況に応じて切り替え、2×8段24速ギアをフル活用。軽量アルミニウムフレームは重さを感じ
させず、一陣の風となって道を駆け抜ける。
白杜の家に着いたのは午後5時。日は沈みかけ、空は赤く色付いていた。
「今着いた」
メールを送信する。
「家に入ってきて」
と即座に返ってきた。
「お邪魔します…」
ドアはすんなり開いた。無用心だな、など思いながらも、あまり気にせず玄関に上がる。
靴は3つ。一足は白杜のだとして、大門と野狐も来ているんだろうか。
靴を脱ぎ揃えると、階段を上がり白杜の部屋へと向った。
ドアをノックすると聞きなれた声が返ってきた。
「入っていいよ~」
ドアを開け、目に入った光景に目を疑った。
「これは!?」
予想通り、部屋には大門と野狐も来ていた。だが、その首筋からはコードが生え、PCへと繋がって
いるではないか。二人とも目を閉じ静かな規則正しい呼吸を繰り返していた。
「ようこそヨペチコ」
「白杜これはどういう事態なんだ」
「ああ、ヨペチコより先に二人にはダイブしてもらったんだ」
「やっぱり、アレが完成したんだね」
「そうだよ、臨床実験も問題なく済んだ」
白杜は不敵な笑みをうかべ、もう一本コードを取り出した。
そのコードを見た瞬間、首筋に不思議な違和感を感じた。その違和感を確かめるべく、首筋に手をあてがう。
コリ、と硬い感触。
「おっと、それはあまり弄らないほうがいい」
白杜が止める。
「それは接続端子だ。これのね」
白杜がコードを差し出す。よく見れば、大門や野狐の首筋にも何か金属のようなものが生えていた。
「三次元の意識を二次元に飛ばす装置、試してみたくは無いか?」
これを、首筋に挿せば俺はどうなってしまうんだろう。少し、怖い気もする。でも。
「どう使えばいい?」
「簡単さ。ダイブ!と叫んで首筋に出来た端子に差し込めばいい」
さあ行くぞ。と覚悟を決め、俺は叫んだ。
「いざギャルゲーの世界へ!!ダイブ!!」
カチリ、と体の中で音がした気がする。脳の接続が体から別のものに変わった音だろうか。
意識は深い闇に落ち、そこへまばゆい光が差し込む。この先に行かなきゃいけないと意識が告げる。
光に向いながらふと気になったことがあった。
そういえば、俺のケーブルの先はどこに差し込んであったんだろうか…。
ドサリとヨペチコの体が崩れ落ちた。今の目前で彼はダイブした。今頃、意識は二次元へと向っているのだろう。
「これで実験は完了、かな」
部屋を見渡す。大門、野狐、ヨペチコ、三人とも首にコードを差し込み眠ったように呼吸を繰り返す。
「いざギャルゲーか…」
ケーブルの先を見つめる、そこにはパソコンの陰に隠していたPSPが三台並んでいる。
一台には超兄貴、一台にはかまいたちの夜、そして最後に一台はGジェネをセットしておいた。
さて三人が無事帰ってこられたら今度は自分の番だ。
次回ようやく本編
「憧れの上司はハマーン様」に続く
「ついに我らが祈願成就の日来たり。至急、家まで来られたし」
アレが出来たというのか…!
すぐさま自転車に乗り、白杜の家へ全力疾走した。無視した赤信号の数は数え切れず
撥ねた人の数も数えきれず、ただひたすらに自転車をこぐ。
俺の愛馬ジャイアント社製「エスケープR3.1」の性能を遺憾なく発揮する。シフトをその場その場の
状況に応じて切り替え、2×8段24速ギアをフル活用。軽量アルミニウムフレームは重さを感じ
させず、一陣の風となって道を駆け抜ける。
白杜の家に着いたのは午後5時。日は沈みかけ、空は赤く色付いていた。
「今着いた」
メールを送信する。
「家に入ってきて」
と即座に返ってきた。
「お邪魔します…」
ドアはすんなり開いた。無用心だな、など思いながらも、あまり気にせず玄関に上がる。
靴は3つ。一足は白杜のだとして、大門と野狐も来ているんだろうか。
靴を脱ぎ揃えると、階段を上がり白杜の部屋へと向った。
ドアをノックすると聞きなれた声が返ってきた。
「入っていいよ~」
ドアを開け、目に入った光景に目を疑った。
「これは!?」
予想通り、部屋には大門と野狐も来ていた。だが、その首筋からはコードが生え、PCへと繋がって
いるではないか。二人とも目を閉じ静かな規則正しい呼吸を繰り返していた。
「ようこそヨペチコ」
「白杜これはどういう事態なんだ」
「ああ、ヨペチコより先に二人にはダイブしてもらったんだ」
「やっぱり、アレが完成したんだね」
「そうだよ、臨床実験も問題なく済んだ」
白杜は不敵な笑みをうかべ、もう一本コードを取り出した。
そのコードを見た瞬間、首筋に不思議な違和感を感じた。その違和感を確かめるべく、首筋に手をあてがう。
コリ、と硬い感触。
「おっと、それはあまり弄らないほうがいい」
白杜が止める。
「それは接続端子だ。これのね」
白杜がコードを差し出す。よく見れば、大門や野狐の首筋にも何か金属のようなものが生えていた。
「三次元の意識を二次元に飛ばす装置、試してみたくは無いか?」
これを、首筋に挿せば俺はどうなってしまうんだろう。少し、怖い気もする。でも。
「どう使えばいい?」
「簡単さ。ダイブ!と叫んで首筋に出来た端子に差し込めばいい」
さあ行くぞ。と覚悟を決め、俺は叫んだ。
「いざギャルゲーの世界へ!!ダイブ!!」
カチリ、と体の中で音がした気がする。脳の接続が体から別のものに変わった音だろうか。
意識は深い闇に落ち、そこへまばゆい光が差し込む。この先に行かなきゃいけないと意識が告げる。
光に向いながらふと気になったことがあった。
そういえば、俺のケーブルの先はどこに差し込んであったんだろうか…。
ドサリとヨペチコの体が崩れ落ちた。今の目前で彼はダイブした。今頃、意識は二次元へと向っているのだろう。
「これで実験は完了、かな」
部屋を見渡す。大門、野狐、ヨペチコ、三人とも首にコードを差し込み眠ったように呼吸を繰り返す。
「いざギャルゲーか…」
ケーブルの先を見つめる、そこにはパソコンの陰に隠していたPSPが三台並んでいる。
一台には超兄貴、一台にはかまいたちの夜、そして最後に一台はGジェネをセットしておいた。
さて三人が無事帰ってこられたら今度は自分の番だ。
次回ようやく本編
「憧れの上司はハマーン様」に続く
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