10万Hit 続き
大門ダヨ
一応続きです
引き続き
コメントはご遠慮くださいww
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第二章 その男、狂暴につき
「三年だ!!三年で実績を出せ!!」
黒いスーツを来た男は言った
「三年!?場所はS市!?馬鹿か!出来っこねぇ!!アソコは日本のスラム街だ!!」
小肥りの男は言う
「これが出来なければ君はまた豚箱入りだ!!」
「………」
小肥りの男は大門
彼はスピード違反、車両の違法改造、公務執行妨害などの罪で捕まり…
遂には殺傷罪を起こし刑務所に送られていた
服役中の大門に面会に来た辛田というスーツの男
しかしその男と面識がなかった大門
「あんた誰だ?俺に何の用だ?」
「君が大門だね。期待通りだ!」
「あんた何言ってんだ?」
「率直に言おう!君に依頼があって来た!」
「…依頼?服役中の俺に?」
「君にはS市で飲食店の店長をしてもらいたい!そして…」
と冒頭に繋がる
「君が引き受けてくれれば、この豚箱から出してやろう!そして君が違法改造で押収された車、バイクも返してやろう!どうだ?悪い条件ではあるまい?」
「……話がうますぎる…あんた何を企んでる…」
「企む、とは人聞きが悪い!我々はS市に大型のショッピングモールを造ろうと思ってたんだが…場所が場所だけにモールに参入する企業が少なくてな!君の店が三年で実績を出せば他の企業ものってくるハズ!その為に君に依頼した!」
「なるほどな…それと店ってのは何の店だ?」
「日本料理だ!」
「ありがとうございました!」
今日最後の客が帰っていく
「何とか軌道に乗り始めたな」
ここは日本料理屋「極・大門」
カウンター10席程の店だ
辛田の依頼を受けた大門は一年前に始めた店だ
一年の料理修業を受け今に至る
オープンして半年は地獄であった
ただでさえS市には人は寄り付かない
チンピラやホームレス、ヤクザがS市の人口の8割を占めていた
その為S市に入ってくる人口は少なかった
それでも大門の努力により
着実に客数を増やし始めていた
「…売上は上がってきたが…まだまだだな…目標値まで到達しないとまた豚箱戻りか…」
今日の売り上げを数えながら呟く
「とりあえず俺の34とバルカンが戻ってきただけでも、シャバに戻ってきたかいがあるぜ!」
「うし!これで全部完了」
最後に店の鍵を閉め愛車34の元へ
ザッ
大門の後ろから足音が聞こえた
「あん?誰だ?」
大門が見ると屈強そうな黒スーツ黒サングラスの男が三人ほど立っている
「最近は減ってきてたが…まだ痛い思いしたい奴がいたとはな」
S市で店を開けてから、売上金を狙う輩の襲撃は多かったが…
「にしても…(コイツら…普通のチンピラのオーラじゃねえな)」
スーツの男の一人が大門に殴りかかる
右ストレートを寸前で避け「一本背負い」
しかし普通の技と違い、相手を頭から落とした
男は大の字になり泡を吹いて気絶した
「まずは一人…先に死にてえやつからかかってこいや!!」
もう一人の男がゆっくり近づいてくる
そして構える
「(ボクシングか…いい動きしとる)」
ボクシングのコンビネーションを防御
相手が近づいた瞬間に大門が顔面に頭突き
鼻血を出しよろめく相手の顎にアッパーを叩き込む
そのまま倒れる男
最後の一人が近づいてくる
「(この構え…総合格闘技か!?今まで戦った事ねぇな)」
スーツの男の素早いタックルが大門に炸裂
「(こ、こいつ!?動きが速ぇ!)」
大門はマウントポジションを取られた
大門を締め落とそうと攻めてくる
大門は左手で相手の顔を押さえて
右手で相手の耳を思いっきり叩いた
「パン!!」
スーツの男は鼓膜が破れマウントポジションが解かれる
大門が男を突き飛ばし
倒れた男の顔面を思い切り踏み付けた
「これでラスト!!」
男は気絶した
パチパチパチ
と突然拍手が聞こえた
「貴方が大門ね?想像以上だわ」
大門が声のする方を見ると
黒スーツで黒サングラスの「女」が立っていた
「何じゃお前?さっきの奴らのボスか?」
「その力、どうやって身につけたのかしら?」
軽く笑いながら話をする女
「質問しとるのは…こっちだろうが!!!」
と女に殴り掛かる大門
バン!バン!
そんな音と同時に大門は体に衝撃を感じた
「な、なんだ…狙撃…か…く、くそっ…たれ!」
「貴方の力を借りるわよ大門」
気絶する寸前の大門が聞いた女の言葉だった
第二章 その男、狂暴につき 完
「三年だ!!三年で実績を出せ!!」
黒いスーツを来た男は言った
「三年!?場所はS市!?馬鹿か!出来っこねぇ!!アソコは日本のスラム街だ!!」
小肥りの男は言う
「これが出来なければ君はまた豚箱入りだ!!」
「………」
小肥りの男は大門
彼はスピード違反、車両の違法改造、公務執行妨害などの罪で捕まり…
遂には殺傷罪を起こし刑務所に送られていた
服役中の大門に面会に来た辛田というスーツの男
しかしその男と面識がなかった大門
「あんた誰だ?俺に何の用だ?」
「君が大門だね。期待通りだ!」
「あんた何言ってんだ?」
「率直に言おう!君に依頼があって来た!」
「…依頼?服役中の俺に?」
「君にはS市で飲食店の店長をしてもらいたい!そして…」
と冒頭に繋がる
「君が引き受けてくれれば、この豚箱から出してやろう!そして君が違法改造で押収された車、バイクも返してやろう!どうだ?悪い条件ではあるまい?」
「……話がうますぎる…あんた何を企んでる…」
「企む、とは人聞きが悪い!我々はS市に大型のショッピングモールを造ろうと思ってたんだが…場所が場所だけにモールに参入する企業が少なくてな!君の店が三年で実績を出せば他の企業ものってくるハズ!その為に君に依頼した!」
「なるほどな…それと店ってのは何の店だ?」
「日本料理だ!」
「ありがとうございました!」
今日最後の客が帰っていく
「何とか軌道に乗り始めたな」
ここは日本料理屋「極・大門」
カウンター10席程の店だ
辛田の依頼を受けた大門は一年前に始めた店だ
一年の料理修業を受け今に至る
オープンして半年は地獄であった
ただでさえS市には人は寄り付かない
チンピラやホームレス、ヤクザがS市の人口の8割を占めていた
その為S市に入ってくる人口は少なかった
それでも大門の努力により
着実に客数を増やし始めていた
「…売上は上がってきたが…まだまだだな…目標値まで到達しないとまた豚箱戻りか…」
今日の売り上げを数えながら呟く
「とりあえず俺の34とバルカンが戻ってきただけでも、シャバに戻ってきたかいがあるぜ!」
「うし!これで全部完了」
最後に店の鍵を閉め愛車34の元へ
ザッ
大門の後ろから足音が聞こえた
「あん?誰だ?」
大門が見ると屈強そうな黒スーツ黒サングラスの男が三人ほど立っている
「最近は減ってきてたが…まだ痛い思いしたい奴がいたとはな」
S市で店を開けてから、売上金を狙う輩の襲撃は多かったが…
「にしても…(コイツら…普通のチンピラのオーラじゃねえな)」
スーツの男の一人が大門に殴りかかる
右ストレートを寸前で避け「一本背負い」
しかし普通の技と違い、相手を頭から落とした
男は大の字になり泡を吹いて気絶した
「まずは一人…先に死にてえやつからかかってこいや!!」
もう一人の男がゆっくり近づいてくる
そして構える
「(ボクシングか…いい動きしとる)」
ボクシングのコンビネーションを防御
相手が近づいた瞬間に大門が顔面に頭突き
鼻血を出しよろめく相手の顎にアッパーを叩き込む
そのまま倒れる男
最後の一人が近づいてくる
「(この構え…総合格闘技か!?今まで戦った事ねぇな)」
スーツの男の素早いタックルが大門に炸裂
「(こ、こいつ!?動きが速ぇ!)」
大門はマウントポジションを取られた
大門を締め落とそうと攻めてくる
大門は左手で相手の顔を押さえて
右手で相手の耳を思いっきり叩いた
「パン!!」
スーツの男は鼓膜が破れマウントポジションが解かれる
大門が男を突き飛ばし
倒れた男の顔面を思い切り踏み付けた
「これでラスト!!」
男は気絶した
パチパチパチ
と突然拍手が聞こえた
「貴方が大門ね?想像以上だわ」
大門が声のする方を見ると
黒スーツで黒サングラスの「女」が立っていた
「何じゃお前?さっきの奴らのボスか?」
「その力、どうやって身につけたのかしら?」
軽く笑いながら話をする女
「質問しとるのは…こっちだろうが!!!」
と女に殴り掛かる大門
バン!バン!
そんな音と同時に大門は体に衝撃を感じた
「な、なんだ…狙撃…か…く、くそっ…たれ!」
「貴方の力を借りるわよ大門」
気絶する寸前の大門が聞いた女の言葉だった
第二章 その男、狂暴につき 完
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