バカとヲタクと妄想獣

ひゃっはー！皆殺しの時間がやってきた！
絶賛公開中の「飛びだす　悪魔のいけにえ3Dレザーフェイス一家の逆襲」が見たいのに「悪魔のいけにえ」を見たことが無かったヨペチコ。
明日が休みなのをいいことに早速借りてきたぜひゃっはー！

悪魔のいけにえ 特別価格版 [DVD] (2009/01/30) マリリン・バーンズ、ポール・A・パーテイン 他 商品詳細を見る

爺様はうまいぜ！８５点だ！

１３日の金曜日　ジェイソン
チャイルドプレイ　チャッキー
エルム街の悪夢　フレディ
ハロウィン　ブギーマン
と、洋画のスプラッターものには名だたる「殺人鬼」が登場しますが本作もその一人「レザーフェイス」が登場します。

レザーフェイスの特徴はなんといってもチェーンソー。
ジェイソン＝チェーンソーというイメージが何故か付いちゃってますが、３まで見た限りではジェイソンは一回もチェーンソーで人を殺してません。むしろ２で切られてます。
一方でレザーフェイスは全編チェーンソー無双状態。殺傷数で言えばハンマーなんですが、とにかくチェンソーを持って走る走る。
これぞリアル鬼ごっこ。某リアル鬼ごっこは本作に比べれば稚技に等しいです。
そんなことを言ってますが映画のリアル鬼ごっこは結構面白く見ましたがw


評価
ストーリー　★★★★☆

話は単純。
夏に旅行を計画した若者５人が田舎町で殺人一家に関わってしまい大変なことになる話。
普通ならそこに過去のトラウマだとか仲間の友情とか描かれるんですがこの作品、ほとんどそういう部分は無いんですよね。
ただそれがレザーフェイス一家の異常性を色濃くするという素晴らしい結果に。
シンプルイズベスト、この言葉がしっくりくる作品です。


演出　★★★★★

荒い映像。ほとんど無いBGM。お金のかからない撮影。
その結果。
映像は荒くなることで不気味な雰囲気を。
BGMが無い状態での役者の息遣いや背後から迫り来るチェーンソーの音が生々しく聞こえ本当に恐ろしい。
監督の手腕が光る一作となりました。
レザーフェイスとのリアル鬼ごっこは必見。


シリアルキラー　★★★★★

レザーフェイス一家の説明はほとんどないですがそれが目に見える狂気の部分を照らし出しえぐいくらいに恐怖感を演出することに。
実際の殺人を行うレザーフェイスの恐ろしさは然ることながら、他のファミリーの狂いっぷりはなかなかお目にかかれない代物。



どうせB級のしょっぱお映画だろうなーと思って見たら予想を裏切る素晴らしさでした。
深夜に見たので更に効果倍増w
前半～中盤までの絶望感。そして後半のハイテンションっぷりはスプラッタ映画好きじゃなくとも是非。


悪魔のいけにえを３倍楽しむ見かた

スタンダードに一人深夜で見るのが一番楽しいかと思います。
作品を通してのテンションの高さは一級品なので、スプラッター映画に理解ある人と一緒に見るのもまた面白いかと。

ラストの謎の美しさは必見。

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