ソードアートオンライン1 アインクラッド
クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する―。謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずにログインした約一万人のユーザーと共に、その苛酷なデスバトルは幕を開けた。SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティーを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことに。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし―。個人サイト上で閲覧数650万PVオーバーを記録した伝説の小説が登場。
ロードス島戦記が大好きだったヨペチコとしては久々に骨のあるファンタジーなだけにワクテカして読み進めました。
アニメの出来が良いだけに期待してしまうが…。
総評
ストーリー ★★☆☆☆
アニメは時系列って聞いてましたがまさにその通り。
アニメで見た話がほとんど無いことに驚きを隠せません。
SAO開始からクリアまでが一巻の流れなんですが
え?一巻でSAO世界崩壊してまうのですか!
二巻以降が外伝って感じなんでしょうか?
うーむ…。
ちなみに展開は非常に王道的。
可もなく不可も無くな感じなので★2としました。
キャラクター ★★★☆☆
多くのキャラクターが登場するもその描写は薄め。
キリト、アスナは主役なので比較的にしっかりと書かれていますが、物足りなさは感じました。
というか一番かっこいいのがクラインな件について。
まぁこの辺は本編でキリトも認めてますからね。
文章 ★★★★☆
環境説明や設定を細やかに描写していて、オリジナルファンタジーとして凄く上手く魅せてくれました。
テンポの良い描写は読んでいて気持ちが良く、バトル描写は読み応え抜群です。
が、その反面で弱いのはよく言われてますが心理描写。
文庫化にあたり添削があったようなんでそれのせいだという話も聞いたことがありますが。
点数 60点
面白い、面白いんだけど…。物足りない!
「心理描写が薄い」というのがまず原因の一つですね。
なかなか二巻には手がでないかな…というのが心情です。
また、やはりデスゲームにおいて重視してしまうのはその理由。
SAOで言えばカヤバーさんですね。
どうにもその理由が個人的には「???」となってしまいまして。
一言
アニメ終わってから見たほうが良いよ!
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見てくださってありがとうございます。
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| ノベル感想 | 17:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
2巻でSAO編は終了。
3巻からは別の舞台が用意されてるって内容ですよ。
| 籠目 | 2012/09/02 22:36 | URL |