妖狐×僕SS 第11話 「陽炎」
ヨペチコです。
なんとレビューしていいものか悩みます…。
本当に良い回だった!
いいからこんなレビュー見てないで本編見てください。
それでもレビューを見てくれる人は一緒に目から汁を出してください。

ということでほぼ双熾回。
九尾の狐の先祖帰りである双熾。
その家は「先祖帰りは飼い慣らしてこそ繁栄をもたらす」というもので
半ば監禁されるような形で双熾は幼少時代を過ごしていた。
そんなこんなで双熾の心は屈折しまくり。
現状から脱出するために自らの魅力を使い
淫らなことまでしてみせた。
ああ・・・、今までの双熾のダークな部分とか
何を考えているかわからない部分はこんなところからきてるんだな
と、理解する展開。
そして権力からさらなる権力へと渡り歩いてついた先が

おまえんとこかいw
若き日のカゲ様。眼鏡なので結構ノーマルに見えるw

そうか、狸のトラウマはここでwww
ここで双熾はカゲ様に手紙の代筆を命じられる。
それは白鬼院凜々蝶、婚約者への手紙の代筆だった。
代筆をし、手紙を交わすうちに自分という人間の味気なさに気がついてしまう双熾。
ただ自由になるためにずる賢く生きてきた双熾には、あまりにもまっすぐな凜々蝶の手紙が眩しかった。
そんなある日、初めて凜々蝶が双熾の前に姿を見せる。

想像とは違い、傲慢で愛想一つ使わない凜々蝶に落胆する双熾。

もしや凜々蝶も代筆を使っていたのでは、と考える。
手紙の内容と比べ、凜々蝶はあまりに幼く見えたからだった。

失意を隠せない双熾。

それから数日。
カゲ様から凜々蝶が嘔吐したと聞かされる双熾。
そこで双熾は初めて手紙は凜々蝶本人が書いたものだと知る。
カゲ様から聞かされる凜々蝶はあまりに自分とかぶって聞こえた。

ここで初めて凜々蝶の本当の姿に気がつく双熾。
感情らしい感情のなかった双熾に感情が芽生える。
もう汁が溢れている訳ですよ。
スタッフも泣かせる気満々なんで音楽も卑怯くさいw

それから数年。カゲ様もすっかり今のカゲ様に。

カゲ様が家をでてからも代筆は続いていた。


夏と秋はキャプチャーし忘れたw
四季が移りゆく中、双熾は手紙を書き続け、そしてついに自分をさらけ出そうと決める。
ぼかしながらも初めて本当の自分をさらけ出した双熾。
その手紙に対する凜々蝶の手紙、初めて本当の貴方が見えた気がする。
驚きと、そして嬉しさに心が締め付けられる。
過去から今へ。
カゲ様は手紙を書いていたのは自分じゃないと凜々蝶に告げる。
対して双熾は嘘がばれ、凜々蝶に拒絶されるのを恐れるが…。
「知っている!僕が待っていたのは君じゃない」

予想外の凜々蝶の言葉。
そしてカゲ様からのカミングアウト。

字が汚かったので代筆を頼んだというw
良い人じゃ…良い人じゃのぅカゲ様…。
カゲ様から文通の相手が双熾だったと聞かされた凜々蝶。
今までの双熾の態度の意味を初めて知る。

「いいえ、いいえ…。気づいてくださったのは、貴方です…」
うへぇ鼻水止まんねぇw
ムックのOPをラストにはさむのも卑怯っすなぁ。
完全に一話説明になっちゃたけど、もうどう伝えたものだかわからないんだYO。
双熾の繊細な感情とか、凜々蝶のあまりにまっすぐな優しさとかね
もうオッチャンガチ泣きっすわ。
終わるのが本当に惜しい。
まだ一話あるけど…。スッタフさんマジで二期お願いします!
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見てくださってありがとうございます。
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| 妖狐×僕SS | 02:40 | comments:2 | trackbacks:11 | TOP↑
双熾の過去が明かされた回でしたね。神回・・!
彼にこんな過去があったなんて。メイド→奥様か。・・・くそぅ!
カゲ様、少年時代からすでにああだったとはwwわたぬきも夏目もww
ロリ蝶がかわいくて仕方ない。カゲ様は結構凛々蝶の事をしっかり観察してるんですね。
そして、やはり手紙の書き手は双熾だった。
凛々蝶はこの手紙に元気づけられ、双熾もまた凛々蝶との手紙のやり取りで
自分というものを手に入れ、成長したのです。
なんかこのあたり感動で泣きそうになったんですがw
ここで前回の斬り合いに戻る、と。
つまり双熾はメゾンあやかしに入る前から凛々蝶に対して好感度MAXだったわけですね。
カゲ様、なんて不器用で実はいい人なの・・・!
最後にさりげなく凛々蝶のためにエレベーターのボタン操作してく所とかにくいよこの。
思いの通じ合った凛々蝶と双熾ですが、ここでOPを持ってくる演出もまたいい!
つまり、ここからスタートということです。
是非・・、是非二期を!!
| 松 | 2012/03/28 03:02 | URL |